対話を大切にした
診療を心がけます
院長挨拶Greeting
庄野 信院 長
MAKOTO SHONO
患者様の立場に寄り添った治療を
-
当院は平成2年3月に熊本市九品寺に循環器科内科医院として現副院長が開業いたしました。その後、平成13年5月に現在地の健軍4丁目に移転しております。現在では、地域の皆さんはもちろんのこと九品寺時代の患者さんまで来院いただいている状況でございます。
私、新院長は平成28年4月より院長に就任いたしました。平成24年より当院副院長として勤務しておりました。久留米大学医学部を卒業後、熊本大学医学部付属病院循環器内科医局(当時 泰江 弘文 教授)に入局その後は熊本市民病院、熊本地域医療センター、宮崎県立延岡病院、熊本医療センター(当時熊本国立病院)、熊本中央病院などにて医療に従事してまいりました。平成15年からは熊本大学大学院循環器病態学(当時 小川 久雄 教授)のもと吉村道博先生に師事し、心不全の研究に取り組んでまいりました。学位取得後は平成23年より熊本大学医学部病態情報解析学(当時 安東 由喜雄 教授)にて検査医学、心臓超音波に関して研鑽を深めて参りました。これらの経験が現在の診療に非常に役に立っております。
現在の医療状況でありますが、私が医師として診療を開始した時代より高齢の患者さんが増えまた若年者の動脈硬化疾患の方々が増えているように感じます。高血圧、糖尿病、脂質異常症は気がつかない内に進行する疾患です。早めに対応することで食事療法、運動療法によりお薬を使わなくても済む場合があります。検診や健康センターなどにて血圧異常などに気づいた方は一度相談いただけますと速やかな改善が得られるかもしれません。世界最高レベルの平均寿命の日本において来院される方々が元気に楽しく暮らしていけることを願い診療が続けていければと考えております。
庄野 元副 院 長
HAJIME SHONO
対話を大切に患者様に
分かりやすく丁寧な対応を
-
昭和41年に熊本大学を卒業しインターンを終了後、翌年に第一内科に入局しました。昭和43年に徳臣晴比古教授の御許可を得て榊原 仟教授の主催される東京女子医科大日本心臓血圧研究所(心研)に1年間国内留学をしました。当時の東京女子医大の心研は数年後に起こった新設医大の開設ブームの際に、多くの新任教授を輩出できるほど意欲に満ちた諸先輩方がおられ活気に満ちていました。そこで心臓カテーテルをはじめとして心臓病の診断治療法を学び、熊大に帰ってきました。循環器を志す同輩が増えました。
昭和47年に熊大に集中治療室が開設した際には内科担当として参画しています。昭和57年に泰江 弘文教授が熊大に循環器内科を設立された際には第一内科の循環器グループの30余名がまとまって入局し教授を支えました。私は昭和49年に大学を離れ宮崎県立延岡病院に赴任しました。昭和55年には熊本市立熊本市民病院内科に赴任し、それぞれの場所で循環器疾患の治療をしてまいりました。
平成2年に熊本市の九品寺で内科医院を開業し、平成13年に現在の健軍に移りました。開業以来初心を忘れず学生の時から教え込まれた通りに問診、触診、打聴診を型の如くに致しております。両親のお蔭であまり病気もせずに過ごしてまいりました。これからの残された日々を少しでも皆様のために力を出せたらと思っております。